近畿ジュニア大会試技会

選手強化クラスは、7月29日(水)に行われました、京都ジュニア大会で団体競技で近畿ジュニア大会の出場権を得ました

近畿ジュニア大会は、8月30日(日)奈良県橿原市で行われます。

近畿ジュニア大会の出場は6年ぶり。髙木友里ちゃん(卒業生)が中3の時以来です。

なんと、その時も、奈良県橿原市の大会でした縁を感じます

さて、この大会へ出場するという事は、京都府代表という肩書で出場することとなります。アクアが出場するというだけではないので、代表として恥じない演技をするという責任があります。出場が決まってからは、暑い体育館の中で、NOミス通しに励んでいます。

そして、今日は1週間前という事で、試技会を行いました。

ちょうど、今日の練習時間帯くらいが、本番の時間になりますので、朝からフロアマットを敷いて、試合と同じような流れで練習をしてみました。

当日は、内田コーチは審判に入りますので、選手たちと同行することはできません。監督は祐香コーチとなり、祐香コーチの指揮のもと動きます。

祐香コーチから、練習の内容や、試合会場を想定しての行動予定の指示を受け準備をしています

手具を使えないフロア、手具を使っていいけど投げてはいけないフロア、手具を投げてもいいけれど音楽は使えないフロア、本番と同じ練習ができるフロアに分かれていて、全て時間が区切られています。それぞれの場面でどんな練習をしたら不安がなくなるか調整します。午前の練習では、通しまでにうまく調整することができませんでした

午後からは、ほんとに本番通り。練習~練習の間に着替えやリボンのアイロンがけ、すべて時間通りにやらなければいけません。そのサポートをしてくれる重要な役割が、りのちゃん、みおんちゃん。選手たちに、時間を伝え、落ち着いて本番を迎えられるようにコーチの横についてサポートします。こうやって、フロアで踊る5人のメンバーだけでなく、周りで支えてくれている仲間たちがいて、一つの演技が出来上がるのです中で踊る5人はとてもしんどいです。でも、たくさんの人に支えられてフロアに立てている事忘れてほしくないですね。そして、心から、「5人が頑張ってほしい!!」と思えて、「全力で支えてあげたい!!」と思ってもらえるような選手としての行動をとってほしいなと思います。

試技会の内容は、あまりいいものではありませんでしたここ一番で、ミスをしてしまう弱さ・・・これは、もう、自分との戦いです。

どんなけ練習しても、たくさんNOミスを出せていても、本番、みんなを信じて、自分を信じることができなければ、弱い自分が出てきてしまいます。

本番にこれまでの1番に懸ける強い気持ち、信じる気持ち、全身全霊をリボンに捧げる集中力が課題です。

試技会後、もう一度、通し練習のやり直し。

試技会に合わせて気持ちを上げていっていたので、そこからのやり直しは、気持ちの立て直しもなかなかできません。

このまま、噛み合わないまま今日の練習は終わるのか・・・

そして、最後の通し。

ゆいちゃんが「最後の通しだから、身体をしっかりしめてやろう。それから、もっと明るい顔で!!みんな顔が暗い・・・」

コーチ心の中で「ゆいな、言ったな。でも、ちょっとみんなの顔色が・・・」と思った次のゆいちゃんの言葉が「わたしもだけど・・・がんばろ」

その言葉、コーチの中でストンと落ちました。声をかけようと思ってたけど、5人に任せてみました。すると・・・

最後の1本。Noミスが出ました昨日のNOミスよりも良いNOミスでした

試技会には間に合わなかったけど、着実に精神的にも成長してきている選手たち。明日からは、この最後の1本が、最初の1本目の通しになり、どんどん高めていけるといいですね。

コロナ感染者がなかなか減らない中、中止になってもおかしくない大会ですが、全力で感染対策を考えながら開催して下さることに感謝し、私たちは全力で頑張ることで返していかないといけないと思います。最高の演技ができるよう頑張ってきます。

みなさん、応援よろしくお願いします

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