思ったこと

全ての発表会の演技が完成しました。

あとは、通し練習を繰り返し、自分たちのものにするだけです。

今日の選手クラスの練習は、ロープの演技の選手クラスのパートのNOミス通しをやりました。

あと、1歩というところで今日はNOミスは出ませんでした

「惜しかったね」とみんなの頑張りを認めてあげたいところですが、ちょっと思ったことを書きたいと思います。

1度、あと1か所成功すればNOミスというところまでできました。でも、次の通しでは、ミスがたくさん出ました。

その後も何度も通しは続きます。ちょっとミスが減ったり、増えたり・・・黙々と繰り返す選手たち。時折、投げのときに「ガンバ!!」と声がかかるくらい。なかなか、コーチの出した課題がクリアできません。

コーチは、思いました。なんで、あと一つという通しができた後、「つぎ、絶対取るよ!!」とか、みんながNOミスに向けて、集中できる声掛けが出てこないのか・・・確かに、野球やサッカーのようにチームプレーではないですし、団体演技とはいえ、個人がミスをしなければ良いだけなのかもしれません。でも、個人の集まりのチームでは、演技の成功はありえません

練習中、隣にテニスが入ったり、卓球が入ったりしています。たまに、練習しているときに、ボールが入ってきたりします。自分の練習場所なのに、ボールが入ってきても知らんぷり

見えているなら、近くに来たらなら、拾ってあげればいいのに・・・

発表会の演技つくりの時は、コーチが思っていたのとは違ったり、どうしても音楽に合わなくて、いろいろ試行錯誤しながら振り付けをしています。なので、最後に「わからないところがある人~」とコーチは聞くようにしていますが、誰も何も言わない・・・だから、「みんな大丈夫」と思って踊ってみたら、「う話が伝わっていない・・・」ということも多々。

コーチが思うこと

なかなかNOミスが出ないとき、きっと心の中で、「絶対NOミスを出そう」「もう少し!!」とか「集中!!」とか思っているはず。なのに、仲間にその思いを伝えられない・・・

ボールが目の前に合ったら、「拾って返したほうが良い」って思っているはず。

習いたての演技、わからないところやもう1回確認したいところ、絶対にあるはず。なのに、思ったことがみんなの前だと声に出したり、行動に出たりすることができない。

それってとっても勇気のいることだけど、いい練習ができるために、「こうしたら良いかなぁ?」と思ったことは、声に出したり、行動に出せると、演技の上達にもつながると思います

「自分の思いを自分の言葉で伝える」「自分のことをわかる」

最初はなかなかうまく伝えられなくても、何回も繰り返していると上手に伝えられるようになります。

時には我慢をしないといけないこともありますが、自分のことを自分で伝えられるようになれるといいですね。

フロアの上に立つと、コーチもおうちの人にも助けてもらうことはできません。だからこ自分の思いを自分の言葉で伝えたり、思ったことを行動に移したりする力が必要になってきます。

また、大丈夫と思って我慢してやった結果、ダメだった・・・。だから、最初からやめておけばよかった~ではなく、自分がどこまで我慢ができるか、体調が悪いとき、痛いところがあるとき、どれだけできるかわかること。そして、それを自分の言葉で伝えに来ること。これも、大事な新体操の練習。そして、アクアの理念でもあります。

決められた演技を決められたとおりに踊る発表会ではなく、みんなで素敵な演技発表できるように、意見や思いを共有しながら自分たちにしかできない演技を演じてほしいなぁと思います。

いきなりは難しいので、まずは、聞かれたことに、首をかしげるのではなく、声に出して受け応えができるといいですね

 

 

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